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発達支援

グループ支援

個々の課題や、活動する環境を意識して小集団で行う療育支援です。1時間~1時間半程度の活動に保護者と参加し、丁寧にかかわることができる環境の中で安心して活動に取り組み、成功体験を積むことで、人と関わる力・挑戦する力・やり切る力の土台をはぐくむことをねらいとする支援です。

年齢別、ねらい別にグループを編成します。月2回か1回を選択できます。

グループ: かるがも(主に2歳児を対象とした親子活動プログラム)           

<並行通園型>  ひよこ(3歳児)、つばめ(4歳児)、はやぶさ(5歳児

【グループ支援のプログラム(例)】

①親子活動グループ(主に1.2歳児) <かるがも>

テーマ内容ねらい、ポイント
10:00  受入
支度
靴・靴下を脱ぐ
水筒・シール帳準備
・環境整備された中で親子で取り組む
親子の関わり方(得意、苦手を把握する・声掛けや働きかけ・向き合い方など)
設定遊び ・おままごと
・クーゲルバーン
・くるくるチャイム
・大人と向かい合う
・ウォーミングアップ
・情緒面のコンディションを整える
10:20体操ぽんぽん体操
関わり遊び
・見る・摸倣・要求を促す
見る、注目する → 活動に気付くための働きかけ
10:30集会アンパンマン手遊び 他注目・模倣
10:40課題コマ作り形のマッチング、指先の操作、目と手の協応
10:55お楽しみパネルシアター・お楽しみ 
・終わりの事前通知
11:00終了帰りのあいさつ(歌)
ごきょうだいの預け先がない場合、活動時間中のお預かりが可能です(事前登録)

②3歳児から5歳児のグループ(保護者参観型へ) ひよこ(3歳児)、つばめ(4歳児)、はやぶさ(5歳児)

テーマ内容ねらい・ポイント
14:15受入
支度
靴・靴下を脱ぐ
水筒・シール帳準備
・調整された環境での取り組み
親子の関わり方(得意、苦手を把握する・声掛けや働きかけ・向き合い方など)
設定遊び ・トランポリン
・ハンモック
・折り紙
・十分な感覚入力
・ウォーミングアップ
・情緒面のコンディション
14:35集会・今日の予定
・呼名
・あいさつ
・見通しを持って取り組む
・自分の名前や順番を意識する
・注目する、皆の前で発表する構え
14:45課題①・制作
「おばけづくり」
(色塗り、はさみ)  
・枠を意識する
・手先の使い方、補助手の使い方
・作品を発表する
15:05課題②・的あてゲーム・目標物への注目
・力の加減、コントロール
15:30  終了帰りのあいさつ

【ペアレントプログラム】

 療育プログラムに並行して、ペアレントプログラムを実施する回もあります。

ミニ勉強会として情報提供を行ったり、保護者間の情報共有の場としてテーマに沿った懇談会を実施します。

 テーマ(例) 「入園してみて」「学校選び」「担任とのやりとり」など

個別支援

個々の課題について、一定期間継続して個別対応を行う支援です。 最大で月2回12ヵ月間を一区切りとします

児童発達支援すてっぷ(通園) ※受給者証の取得が必要な事業です

 平日の週5日(2歳児は週2日)通う、通園型の療育施設です(定員40名) 設定日通りに通える未就学の子どもを対象としており、保育園や幼稚園との併用はできません

時間内容ねらい(一例です)
9:30
 
10:00
 
10:15
 
 
 
10:30
 
10:40
11:10
 
 
 
 
 
11:40
 
 
 


13:00
13:30
 
14:10
 
14:30

・登園 (送迎バスまたは自主)
    (身支度、排泄)
・設定遊び
・体操、リズム
・集会
(あいさつ、名前呼び、歌・手遊び、関わり遊び等)
 
水分補給・排泄
 
・設定活動①
・設定活動②
  
 運動・感覚遊び・制作
 手先を使った遊び
 ルールのある遊びなど
 
・トイレ、手洗い、
・給食の準備
・給食
・はみがき、うがい
・自由遊び

・設定活動③
・設定活動④
 
・帰りの支度
・帰りの会(お楽しみ・帰りの歌)
降園 (送迎バスまたは自主)


・身辺自立・協応動作
・活動前のウォーミングアップ
・模倣、ボディーイメージの形成
・一日の流れの見通しを持つ
・対人意識(自分の名前や友達を意識する)
・注目、模倣
 
ADL面は個別の課題に応じ対応します。
※6~8人のクラスを基本に活動します。
午前・午後の設定活動は、月単位、週単位のねらいにもとづいたプログラムにとりくみます。
 
・運動・感覚統合



・認知
・コミュニケーション
 
 
・そしゃく、食具の操作
・身辺自立
 
・各活動ねらいをもって設定
 
 
・身辺自立
 

【行事】

 運動会、遠足、保護者参観、クリスマス会など

【保護者との連携支援】

 保護者参加型プログラム(参観、音楽療法、個別指導など)

 保護者支援(懇談会、ペアレントプログラム、個別相談など)も行います。

 家庭訪問、面談期間 ほか

保育所等訪問支援 ※受給者証の取得が必要な事業です

 主に所属先の変更(入園・転園・入学など)のタイミングなど、新しい環境に適応する「移行期を支える支援」として行います。対象のお子様の所属先に訪問して集団生活への適応が円滑になるよう環境調整や支援方法を一緒に考えさせていただく支援です。

保育所支援

 保護者勉強会(登録児の保護者向け、学年等により対象となるものをご案内します)

機関連携支援

 お子様が所属する園や学校などの機関に、担当職員が文書や電話などで連携をとることで発達支援の視点が共有されることを目指して行う支援です

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